東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 芹澤研究室
ENGLISH

学生募集

当研究室を志望する皆さんへ

当研究室は物質理工学院 応用化学系から学部生ならびに修士・博士課程の学生を受け入れています。研究内容や以下の内容を参考に、当研究室に興味がある方は、まずはメールによりご連絡ください。“百聞は一見にしかず”ですので、ご遠慮なく研究室にお越しください。

当研究室で必要な知識

当研究室では、生体由来の高分子がもつ秘めた機能や特性を発掘し、工学材料として応用する研究を行っています。生体高分子を用いるだけでなく、人によっては遺伝子工学や細胞培養などのバイオテクノロジーを駆使しますので、バイオ系の研究室と誤解されるかも知れません。しかしながらそれは大きな間違いで、常に構造式や反応式をイメージしながら研究を進める「化学」の研究室です。バイオの知識は研究室に入り、研究を進めながら身に付ければ十分に間に合います(実際にこれまでの卒業・修了生全員がバイオ系の出身ではありません)。むしろ化学が分かる人がバイオを利用して研究することを大きな強みとしてとらえ、斬新かつ独創的な視点から研究に取り組むことを大切にしています。その際に大切なのは、未知の事柄に果敢に取り組む意欲と普段の継続的な努力です。最終的には化学もバイオも分かる幅広い知識と(“ダブルメジャー”といった考え方です)、常識にとらわれない柔軟な発想力をもった研究者に成長してほしいと願っています。

日々の研究室生活

実験は原則として月曜から金曜までとしています。研究テーマは学生と教員との十分なディスカッションの後に決定します。各人が基本的に独立したテーマをもつことになります。日頃の研究ディスカッションに加えて、全員参加で以下のゼミを実施します。

  • 検討会:毎回2〜3人が研究進捗状況を資料にまとめて発表し、質疑とディスカッションを行う。
  • 文献探索:毎回2〜3人が英語論文を資料にまとめて解説し、質疑とディスカッションを行う。

一人あたりにすると、それぞれ1ヶ月に一度程度のペースでまわってきます。これらを通じて、研究の遂行能力・プレゼン能力・英語力の向上と基礎知識の充実をはかります。ゼミの日程は学生や教員の予定を考慮したうえで半年ごとに決定します。不定期ですが、研究を実施するうえで重要な知識に関する勉強会や、著名な研究者による講演会なども実施します。

博士課程の学生には海外の大学もしくは研究所に3ヶ月程度、短期留学することを奨めています。英語力の向上はもちろんのこと、異文化に触れることでグローバルな発想を身に付けていきます。また日本学術振興会の特別研究員制度などの金銭的な支援制度に積極的に応募しています。

研究活動以外では、区切りごとの飲み会、スポーツ、BBQ、研究室旅行などの様々な恒例行事があり、メリハリをつけて研究室生活を楽しんでいます。

学会および論文での成果発表

一定の成果が得られた学生については、国内外で開催される学会やシンポジウムで積極的に発表しています。まずは日本語による発表を経験し、慣れてきたら英語による発表にチャレンジしていきます。定期的に“外の風”に晒されることで、“井の中の蛙”になっていないか自問自答します。多くの場合は思いがけない質問や指摘を受け、その後の研究生活の大きな励みになります。人前で緊張しながら自らの研究成果を話すことが研究者としての登竜門です。何でもそうですが、“場数”に優る上達方法はないでしょう。

大学で研究を実施するうえでおそらく最も大切なことは、得られた研究成果を最終的に論文として発表することです。内容にもよりますが、一人でも多くの人の目に触れるように、英語論文として発表することを前提にしています。博士課程の学生はもちろんですが、博士課程への進学を志望する修士課程の学生の場合には、できるだけ早い段階から自ら論文を書き上げる力を養成します。時間をかけて小石を積み上げていくような気の遠くなる作業かもしれませんが、きちんとした論文を書く力を一度身に付けてしまえば、研究者としてこれ以上の武器はないでしょう。

卒業・修了後の進路

三菱レイヨン、ニコン、新日本石油(現 JXエネルギー)、ブリヂストン、住友化学などの化学系の企業に学生を送り出しています。博士取得者は大学教員や企業で活躍しています。

教員からのメッセージ

ひとりひとりが高い目標をもって精進しながら、最先端の研究を世界に向けて発信しようと日々頑張っています。若いうちに一つのことに没頭するのは必ず良い経験となります。研究を通じて、知力はもちろんのこと、何事にも負けない強い精神力を身につけてほしいと思っています。研究室は人間形成、人脈作りをする大切な場でもあります。研究室内はもちろんですが、他大学の先生や学生さん、民間企業の研究者などとの交流も積極的に行っています。新しい世界を自らの力で開拓したい、とことん研究に没頭したい、何はともあれとにかく目立ちたい、こんな人は是非とも当研究室を志望してください。難しいサイエンスに一緒にチャレンジし、互いに成長していきましょう。そして世界初の研究成果を社会に還元していきましょう。

  • 国立大学法人 東京工業大学
  • 物質理工学院 応用化学系
English